初めてのAIイラスト #6 画像サイズの重要性

AIイラスト

この記事の内容

  • 『初めてのAIイラスト』シリーズでは、初めてStable Diffusionを利用する方向けに、インストール~画像生成までの基本的な流れを解説します。
  • 今回は、意図通りのAIイラストを生成する上で非常に重要となる、画像サイズの設定について説明します。

はじめに

Stable Diffusion WebUIでは、以下のパラメータで生成イラストのサイズ(大きさ)を設定する事ができます。デフォルトでは横512 × 縦512の正方形の画像が生成されます。

画像サイズはAIでイラスト生成を行う上では非常に重要で、適切な値を設定しないと生成画像が破綻する原因となります。

適切な画像サイズとは

結論から説明すると、縦横共に512~768程度の範囲に収めるのが良いと言われています。

以下はデフォルトの横512 × 縦512で生成したイラストですが、何の問題なく綺麗なイラストが生成されていますね。

以下は同プロンプトで、画像サイズだけを横1200 × 縦1200に変更して生成したイラストです。広くなったスペースをAIが無理やり埋めようとしたのか、めちゃくちゃな画像になっています。(ちょっと怖い画像になっているので、小さめのサイズで掲載します)

また横512 × 縦512といった正方形サイズでは、足元まで描いてほしいと思っても、スペースの都合で描いてくれない場合が多いです。

以下は横512 × 縦512の正方形サイズで、プロンプトにcowboy shot(顔~腰・太ももあたりまでの構図)を指定して生成したイラストですが、上半身しか生成されていません。

以下は同プロンプトで、画像サイズだけを横512 × 縦768の縦長にして生成したイラストです。しっかりと腰付近まで描いてくれています。

このように、生成イラストと画像サイズは密接に関係しています。画像が破綻する、意図した構図が描けないといった場合は、画像サイズを調整してみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました